1998年12月24日(木) オーストラリア ケアンズ 3日目


 ケアンズに来て3日目、今日はなんとスカイダイビングに挑戦です。 昨日の晩申し込みをしておいたので、朝の8時にホテルまで迎えに来てくれます。 バスはまず事務所のようなところに向かいます。 まず、そこで、飛び降りるときの注意事項や着地の仕方等を教えてもらいます。
スカイダイビングをした
という証明書。なぜか
カタカナで「ポール」

 一通りの説明を受けた後、パラシュート講習の免状みたいなのに記入をします。 スカイダイビングをするためにはパラシュート講習の免状みたいなのがいるようです。 さて、着替えたあと、ついに、バスに乗って出発です。 ドキドキしながらバスはケアンズ空港へと向かいます。 飛び降りる高度は8000ftだから約2500mです。 この前タイでやったバンジージャンプが56mだから、50倍近くもあります。 こりゃぁ大変です。

 ケアンズ空港に到着するとプロペラの2枚付いた小さいセスナ機が止まっています。 飛行機には、なんとドアがありません。 いつでも飛び降りられるようになっているわけですね。 ちなみに、イスもありません。 10人くらいの人がひざとひざの間に腰を重ねてちょうど入れるくらいの大きさです。

 プロペラが始動し機体は徐々に上昇していきます。 ドアがない分景色はすばらしいです。 雲の上を通過するときなどは、雲に写った機体の影の周りを丸い虹が取り囲んでいて、なんとも幻想的な雰囲気でした。 ふつうの旅客機では機体の下の景色など見ることはないので、こんなにすばらしい景色が存在することは知りませんでした。
これがレンタサイクル

 さて、かなりのところまで高度が上がってきて、ついに、飛び降りるときがやってきました。 ひらちゃんは一番目です。 インストラクタの人としっかりつながっているのを確認して、ワン、ツー、スリー、緊張の一瞬です。体が宙を舞います。 一瞬の浮遊間を味わった後、ものすごいスピードで落ちていきます。 時速200kmくらい出てるそうです。 あまりに高いせいか、バンジージャンプなんかより怖さは感じません。

 20秒くらい落ち続けて、約1200mの高さのところでパラシュートが開きます。 あとは、ゆら〜りゆらりとのんびり降下していきます。 パラシュートにつながる右側のひもを引けば右側に、左側のひもを引けば左側に、移動できます。 両方のひもを引く強さを変えると落ちる速度も調整できます。 ゆら〜りゆらゆら降りていきます。 あまりにふわふわしてるので、ひらちゃんは、ちょっと乗り物酔いでした。
Machans Beach 波が高くて残念

 午後はレンタル自転車を借りて隣町までサイクリングしてみました。 ハイウェイを自転車で走るのはなかなか爽快で気持ちがいいです。 せっかくケアンズに来たのに、まだ、海岸を見ていなかったので、ちょっと泳いでみようと出かけたのでした。 目的地まではだいたい15kmくらいです。 歩いて街をまわるのとは違って、ちょっと離れると雰囲気が違っててすごく楽しいです。
真ん中の白いのが扇風機
その横の赤いのがサンタさんです

 目的のビーチには無事着いたのですが、あらら、誰もいません。 波が高いんですね。 周りも住宅地になっていて、お店なんかもぜんぜんありません。 さすがのひらちゃんも泳ぐのはあきらめて、ぽーっと海を眺めることにしました。

 今日はクリスマスイブなので、ケアンズの街はとても華やかです。 デパートにはサンタクロースやサンタさんの帽子をかぶった店員さんがいます。 真夏のクリスマスを迎えるオーストラリアでは、サンタの格好はとても暑いので、横で扇風機が回ってたりします。 テレビではシドニーのクリスマスイベントの映像が映し出されています。 シドニーでは大きなコンサートが開かれていて、すごい盛り上がりを見せています。 一方ケアンズはというと、あらら、ここはだいぶ田舎町です。 街の中央にあるステージで少しイベントがあったくらいで、ものすごい盛り上がりはここにはありませんでした。
レジのお姉さんもサンタさんだ
華々しくはないが大きなクリスマスツリー

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