前日の19:30にグアムを出て、真夜中の0:10のケアンズ着です。
寝袋を持っていたので空港内に泊まろうか、街まで出ようか迷いましたが、空港内に残りそうな人はいなかったので、街まで出ることにしました。
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Esplanadeで知り合った友達 |
バスに乗ろうとチケットカウンタに行くと、「うぇあ・あー・ゆー・すたいいんぐ」。
いきなりのオージーイングリッシュにとまどいながら、エスプラネード(Esplanade)通りに行きたい、と言うと、「おー、エスプラナイド」と言われるしまつ。
バスはEsplanadeに向かいながら、一人、また一人と、お客さんをホテルへと降ろしていきます。
Explanade通りは最終地点で、降りたのは僕の含めて日本人2人だけでした。
宿代を安くするために二人で一緒に泊まることにし、ホテルを散策することにしました。
しかし、なんと、どこのホテルも開いていない!
しかも、セキュリティのため鉄格子に鍵がかけてあるので、「泊めてくれ〜」と叫ぶわけにもいきません。
30分程度歩き回ったでしょうか、なんとか1件だけ開いているホテル(Lyons Hotel)を見つけることが出来ました。
1泊$50でした。ふー。助かった。
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Cairnsの街並み |
のんびりとした海沿いの公園 |
とりあえず、ケアンズ(Cairns)の街の中を散策してみることにします。
そんなに大きな街ではないようです。
海沿いの公園ではのんびり読書をしたりぼーっとしたりしている人たちがいます。
散歩をしている人、ジョギングを楽しんでいる人たちもたくさんいます。
ここにも日本人の姿はほとんどなく、欧米やオーストラリア国内からの観光客がほとんどを占めているように思えました。
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大きな建物はほとんどありません。鉄道駅前のデパートがかなり大きいですが、横に長いだけで、高さは2階建てです。
Centralと呼ばれる街のちょうど中心部には小さな舞台あり、クリスマス時期だからか、毎晩のようにイベントが行われています。
その横には、決して豪華とはいえませんが大きなクリスマスツリーもあります。
昼間は小鳥のさえずりを聞きながらのんびりできる、これもまたいいところです。
さて、一日50$(約4000円)は高級なので、宿を移すことにしました。
かなりうろうろして見つけたわりには、ふたを開けてみると昨夜泊まったところから5分くらいの近いところでした。
クーラーのない部屋のTwinで35$でした。
ちなみに、Inn The Cityという名前のホテルです。
ここに3日泊まることにします。
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昨夜のところと比べると格段に質は落ちますが、共同のキッチンや冷蔵庫もあり、スーパーで買ってきた食材で自炊も楽しめます。
小さいですがプールもついています。
バーベキューの出来るところもあるので、グループでわいわいやるのもいいものです。
僕は、いろいろな国やいろいろな街に行ったとき、そこの土地の市場やスーパーに行くのが大好きです。
市場やスーパーにはそれぞれの土地の文化があって、僕たちの普段の感覚では意外なものが当たり前のように売られていて、また、地元の人たちはそれを当たり前のように買っていく。
それが彼らの日常なんだなって。
僕もそれをまねして、当たり前なふうに買ってみて、何に使うか困ったりね。
そのほかに、ホテルにはバルコニーもついています。
ボーっと座って景色を眺め、大の字に寝っころがってケアンズでの予定を立ててるうちに、昼下がりの心地よい陽気は、ひらちゃんを眠りの世界へと連れて行ってしまうのでした。
ほんと、のんびりしてていいですねぇ。
日が暮れた頃、再び街に出てみると、昼間は全く見ることの出来なかった日本人の姿がぽつりぽつりと目に付きます。
昼間はツアーにでも出かけているのでしょうか、それとも、僕のように昼寝をしているのでしょうか。
とにかく、欧米人とは休暇というものの過ごし方が根本的に違うのかな、と思いました。
彼らは、日常をそのまま持って来つつ長い休暇をのんびり過ごすので、昼間はのんびりと読書でもし、夜はおそらくホテルで家族で食事をするのかもしれません。
日本人は、短い休暇をとことん遊ばなくてはいけないので、昼間は効率のいいツアーを利用して観光しまくり、夜は夜でまた、街を散策して遊ばなくてはいけません。
さて、ご飯を食べてホテルに戻り、昼間と同じようにそのバルコニーで仰向けに寝ころぶと、南天の星空をじっくり眺めることが出来ました。
夢にまで見た南十字星を夜空に探すのですが、なかなか見つかりません。
というか、それっぽいのはあるにはあるのですが、いまいち確証がもてないのです。
隣にいたスイスからの留学生に尋ねてみると、「それってレストランの名前? それとも通りの名前?」って聞かれてしまいました。
その後、何人かに聞きましたが、南十字星(Southern Cross)という星座を知っている人には出会いませんでした。
日本以外じゃ、有名じゃないのかなぁ。
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