1999年1月3日(日)
パプアニューギニア 10日目 to ケアンズ


 今日からケアンズ、グアムを経由して日本に帰国です。 朝、7時頃空港へ向かいます。 相変わらず、ジェームズとマイケルが用心棒を務めてくれます。 うさんくさいですが、やっぱりいい人達です。

 空港の入り口には警備員がいます。 国際線はことのほか厳しく、友人だと言っても彼らは中に入れてもらうことは出来ませんでした。 残念ながら、空港の外でお別れです。 この物騒なポートモレスビーでガイド兼用心棒を努めてくれて、本当にありがとう。 時には夜9時には戒厳令が敷かれるというこの街で、ジェームズのようないい人に出会った方が珍しいのかも知れません。 このジェームズでさえ、最後まで信用していいのかどうかは掴めませんでしたが、とにかく、いろんな意味でお世話になったのは間違いありません。 そういう意味では、実は、本当にいい人だったのでしょう。 改めて、ありがとう。

真夜中の空港は人が少ない

 ということで、空港に入ったら、また、ひとりぼっちです。 しばらく、座ってうとうとしていると、おみやげ物屋が開いたので、いろいろ物色してみました。 そうこうしているうちに、飛行機の出発の時間です。 Gutbai PNG!

 さて、再びオーストラリア入国です。 前回は、すっと通った入国審査も、今回は厳しいまなざしです。 なんせ、ひげも伸びてるし、頭もぼさぼさの病み上がりなので、いかにも、あやしい、という感じです。 どこから来たんだ、と尋ねられたので、パプアニューギニアから来たと答えると、おぉ、そうか、と、すんなり通してくれました。 納得されてしまったようです・・・。(^^;

 この町の様子は、すっかり頭に入っています。 とりあえず、中心のところまでタクシーで移動しました。 まず、ぼさぼさの頭が気になるので、散髪をしてもらいました。 待ってる間、横にいた金髪のおばさんに、あらまぁ、すごいわねぇ、あなたのお母さん泣いちゃうわよ。早くきれいにしてもらいなさい。と言われました。 日本人でも欧米人でもお母さんは同じように考えるのでしょう。 ついでなので、無理を言ってひげも剃ってもらいました。

突然プリクラが喋り出し驚く人

 飛行機は真夜中なので、まだまだ時間はあります。 本屋でコンピュータ関係の本を買ってみたり、映画を見たりして過ごしました。 こんなケアンズでも、なんだかすごい都会に来た気分です。 映画は、キャメロンディアスのメリーに首ったけでした。 なにやらストーリーはよく分かりませんでしたが、まわりの欧米人と一緒になってケラケラ笑って観ました。 欧米人は映画を観ながらよく笑います。

 夜になったので、タクシーで空港に移動して、グアム行きの飛行機に乗り込みました。 タクシーの中では、運転手にwindowsとMSDOSの違いを説明したような記憶があります。 なんで、そんな話になったんだろう・・・。(^^;


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