1999年8月21日 羽田〜ハウステンボス


 前日東京出張だったので、そのまま東京からの出発となりました。 羽田空港から、朝6:30の福岡行きの飛行機で出発です。 ハイジャックの影響でしょう、朝の6時だというのに羽田空港はものすごい人です。 持ち物検査が非常に厳しくなっているためです。 一人一人にかける時間が長くなっているのか、長蛇の列が何列も出来ています。 さらに、その持ち物検査を終えて、動く歩道を通ってゲートまで行くのですが、これが、また、困ったことに、東京の人は、なんと、動く歩道の上で立ち止まってしまうのです。
チーズを作るあやしい小学校教師
「立ち止まらないでください」とアナウンスしている大阪では考えられない現象です。 おかげで、かなり余裕を持っていたにもかかわらず、結局飛行機に乗ったのは、出発の3分前でした。 なんとも、まぁ、危ないところでした。 こんなに時間がかかるのなら、東京-大阪間程度なら飛行機を使うメリットは全くありません。

 さて、福岡に着いたひらちゃんは、次にハウステンボスに向けて出発です。 ぎりぎり、8:52の特急に乗れそうな気配です。 しかし、なんと、財布の中が寂しいではありませんか。 なんと、4000円しかありません。 いや、取られたわけでも、落としたわけでもありません。
噴水と一体化したひらちゃん
ただ、持っていなかっただけです。(^^; ドキドキしながら切符を買うと、なんとかギリギリ収まる範囲でした。

 所持金500円のまま、8:52のハウステンボス号に乗り込みました。 ハウステンボス号は特急みどりとつながっていて、ハウステンボスの直前の駅「早岐(はいき)」で切り離されます。 もし、早岐の次にハウステンボスじゃない方の駅に行ったらどうしよう、とドキドキしましたが、アナウンスで正しい車両に乗ったことが分かりました。 ハウステンボスまでは約2時間の旅です。 列車が進むにつれ、だんだんと雲行きがあやしくなってくるのが気になります。 しばらくすると、なんと、ついに雨が降り出してしまいました。 先にハウステンボスに着いた友人から到着したぞと、電話がありました。 そして、現地は大雨らしい、と。
ヨーロッパの気分満載
そこには、僕らの間では有名な雨男がいます。 彼が雨をもたらしたに違いありません。 ひらちゃんパワーで雨を吹き飛ばすしかありません。

 ハウステンボスに着いた時には、すっかり空は晴れていました。 やはり、普段の行いのよい僕が行くと晴れるのでしょう。 ここで、21日到着組4人が合流しました。 僕は東京から福岡経由、二人は昨晩からムーンライト九州、残る一人は大阪から長崎経由。 なんとも、激しい感じです。
黄色い靴をはいたひらちゃん
銀行に寄って、軍資金を調達した後、ハウステンボス内でさらに昨日から来ている人たちと合流です。 これで、合計8人になりました。

 ハウステンボスではエッシャーのイベントとホライゾンアドベンチャーが楽しかったです。 エッシャーとは永遠に登り続ける階段や、絶えることのない滝の絵などを書いている人です。
チョコレートの滝。
思わずたべたくなっちゃう
イベントは、これらの絵を実際の3次元空間で実在する形で表現するとどうなるか、というのをCGで体験できるものでした。 ホライゾンアドベンチャーは、水を大切にしようというお話です。 水を大切にしなかったため水の女神が怒って大洪水を引き起こすという話で、また、子供だましかぁ、と思っていたら、これが、とんでもない、大量の水を使った、水と光の大スペクタクルショーでした。 ものすごいです。ニュー歌舞伎も真っ青です。 一番水を大切にしてないのは、おまえやろ、とつっこみたくなる一品です。 このふたつは、素晴らしかったです。 エッシャーは期間限定なので、もうないかも知れません。

 ハウステンボスは基本的に物価が高いです。 自動販売機もないし、飲み物一つにも250円は払わなくてはなりません。 個人的には、お弁当と水筒を持って雰囲気を楽しみに来るといいんだろうなぁ、と思いました。

 夕食を取った後、列車で長崎に向かいました。 今夜のお宿は長崎です。

up戻る 次のページ

homeひらちゃんのホーム email:yo@hirano.cc