タイブルベ ISAN2020 (2020km)


5日目: Pakkhat~Chiang Khan

ホテル(Pak Khat): 1173km ~ CP12:Nong Khai(ลานวัฒนธรรม): 1258km

21時頃寝て4時頃起きたので、7時間くらい寝たようです。

ここまで睡眠時間はざっくり、300kmで3.5時間、600kmで6時間、900kmで3.5時間、1200kmで7時間という感じです。

このペースがいいのかどうかわからないのですが、ここから先は、できればゆっくり休みながら行った方がいいでしょう。

今日は、5:10ごろいつもより1時間ほど早めに出発しました。

昨日からそうですが、走っていてもほとんど誰にも会いません。 制限時間が202時間と168時間の2種類があるのですが、168時間の人はもう少し先を行っているし、202時間の人もう少し後ろを走っているのかも知れません。

のんびりしたペースで流していると、後ろからオーストラリアの人がFrancisさんが元気にやって来ました。

ペースを合わせるから一緒に行こうと言うので、一緒に話しながら行くことにしました。 が、結構速いですね。

時々話しながら、パワーメーター付けてパワー一定で走るのがいいよ、とかいろいろアドバイスももらいました。 犬に噛まれかけてびっくりしたよとか話してると、初日の夜にも飛び出してきた犬にびっくりして落車した中華系の女性がいるとかいう話も聞きました。 Wiwinさんでしょうかね。

途中、このペースだとエネルギー切れになりそうだったので、粉飴を食べたりしました。

おなかが空いてきたので、クイッティアオのお店に寄ることにしました。

僕も走ってる途中にクイッティアオを食べるのがお気に入りなのですが、彼も同じように気に入ってるそうで、素晴らしいと褒め称えていました。

魔法のキーワード「ピーセッ」を使ってたっぷりいただきます。

さらに、結構なペースで牽いてもらいながら、時には楽しくおしゃべりしながら、走ります。

しばらく行くと、少し大きな街に出ました。 ノンカーイです。

旅行で何度か来たことのある町ですが、自転車で走ると雰囲気が違いますね。 どこだかさっぱり記憶がありません。

正月にも自転車で2号線を抜けて友好橋を渡ってラオスのヴィエンチャンに行ったので、1ヶ月ぶりの訪問です。 正月は南北に移動しましたが、今回は東西に移動していますので、懐かしい部分は点でしょう。

街に入ると、右折して川辺に出ると、ナーガがありました。

Francisさんと一緒に撮ったり、撮ってもらったりしました。

ナーガに気を取られてて危うく見逃してしまうところでしたが、ここの向かいのお寺がCP12でした。

ということで、CP12到着です。85kmをちょうど4時間で来たので、なかなかペースです。 ひとりだともう少し遅かったと思います。

ここまで、1258km。 PBP(Paris Brest Paris)のようなよくある1200kmのブルベの距離はすでに超えました。

経験的には、タイのBPB(Bangkok Phrae Bangkok)1400kmやLEL(London Edinburgh London)1400kmやAH(Around Hokkaido)2400km(1700kmでDNFでした)のペースが参考になりますが、今回はそれらに比べて制限時間が緩いので、距離との単純な比較は少し難しそうです。

鶏と豚の2種類のお弁当がありました。

他のCPもそうですが、今回はインドやマレーシアからの参加者がいるからか、食事の種類には気を遣っているようでした。 カオマンガイうまうまです。

ご飯を食べていると、パラパラと人が集まってきました。

Payuさんも来ました。 いつも日本語で話しかけてきてくれます。

写真の外にいるのですが、韓国の최형준さんも到着して、みんなでワイワイ朝食です。

オージー英語、インド英語、タイ語、タイ人の話す日本語、韓国語が飛び交ってなかなか国際的でした。

CP12:Nong Khai(ลานวัฒนธรรม): 1258km ~ CP13:Sangkhom(สังคม)7-11:1342km

さて、のんびりしたところで出発です。

ラオスを対岸に見ながらメコン川沿いに進みます。

またまたナーガがいました。

このあたりは走りやすいサイクリングロードになっています。

今回のルートはサイクリングロードをよく利用するようになっているようです。

楽しく写真を撮りながら進みます。

快適に進んでいると、おっと、ここはタイなのを忘れていました。 This is Thailand!

突然工事が始まったりします。

バケツや工具など工事をしているところをよけながら走ります。

サイクリングロードを抜けて一般道を走っていると、高架道路が見えてきました。

この高架をずっと行くとラオスに入ります。 正月に来たときは、この上を通ったのでした。

ここを過ぎるとノンカーイの中心は過ぎたのでしょうか、少しずつ田舎になってきました。

小腹が空いたなぁ、と思っているところに、かなり大きめのPTTがありました。 普通のPTTは7-11、Amazonカフェがあるくらいなのですが、ここは屋台もいろいろ出ています。 さっそく寄ってみます。

フルーツの屋台があったので、スイカやマンゴーをいただきます。

運動しているときのスイカは本当においしいです。

よくサポートカーとすれ違うマレーシアからの人たちも休憩していました。

しばらく、走るとお昼ご飯の時間です。 お店はあまり見つけられなかったので、7-11にします。

パッシーイウはとてもおいしいです。

タンパク質補給にLactasoyもいただきます。

この数日で一体何本飲んだかわからないくらいの定番メニューです。

道は、どんどん田舎っぽくなり、少しずつアップダウンが出てきます。

メコン川も近くなり、楽しい景色です。

途中ときどき景色のいい駐車場があり、マレーシアのサポートカーの人たちが車を止めて食事を作っているのも見かけました。

少し登ったところにビューポイントがあったので、せっかくなので寄ってみました。

数日間見続けているメコン川ですが、どことなく上流になってきているような気もします。

トイレもあったので、顔やタオル、アームカバーを洗ってびしょ濡れにします。

CP13の7-11までは少しでした。

元気がなかったらここで終わりかとも考えていましたが、まだまだ元気なようです。

「日本(ญี่ปุ่น)」という名前のクレープ屋さんの屋台があったので、注文してみます。

生地の上に卵を入れるのですね。

いただきます。

7-11の横のスペースでは、マレーシアチームが食事をしていました。 一緒に食べて行くかと誘われましたが、ほとんど食べ終わっていたようなので遠慮しました。

Pornchaiさん。

CP13:Sangkhom(สังคม)7-11:1342km ~ CP14:Chiang Khan(ริเวอร์ไซด์ เชียงคาน):1442km

さて、いろいろ食べたので出発です。

次のCP14まではちょうどあと100kmです。 CP14はドロップバッグのあるCPでリゾートホテルです。 ホテルの食堂や大広間を開放しての雑魚寝という可能性もありますが、一昨日のように相部屋でも部屋がもらえる可能性も大いにあります。 快適なリゾートを期待して頑張りましょう。

路面は走りやすいのですが、アップダウンが目立つようになってきました。 ただ、なぜか調子がいいようで、上りもそんなに苦にならず進めます。

少しずつですが、おいしいものをいろいろ食べていたのも効いているのかも知れません。

途中、前方にゆっくり走っている人がいたのですが、突然ふらっと倒れそうになって、体制を持ち直しました。 たぶん、居眠り運転だと思うのですが危ないです。 こういうときは、ふらっとする前に10分でも15分でもいいので、寝ないといけません。

道路脇で15分寝なさいと言って置いていったけど、あやしいタイ語はちゃんと通じたでしょうか。

しばらく、アップダウンを進んでいると、景色が素晴らしくよくなってきます。

何日も見ているメコン川ですが、ますます上流の景色になってきました。

こういう景色が見られるだけで、走りに来た甲斐があるというものです。

景色がいいところには、ビューポイントがあります。

さっそく寄ってみます。 ラオスに沈む夕日の景色です。

キューシートがちょうど1ページ飛んでいて困っているMontさんがいたので、一緒に行くことにしました。 僕のキューシートは1ページどころか半分飛んでたので、それよりはましですね。

このあたりを別のブルベで通ったことがあるらしいのですが、その時は夜でこの時間に通ったのはよかったと言っていました。

30kmくらい手前でしょうか、町があったので一緒に夕食を食べました。

この後ものんびりといいペースで進みます。

5kmか10kmくらい手前で飲み物を買うというので寄りました。 Montさんはビールです。 おいおい、大丈夫なんですかね。 この辺で飲んどかないと寝られないとかそういうことのようですが。

案の定、しばらくすると酔いが回って来たようで、走るベースも遅くなったり怪しくなってきたので、さよならしました。

お先に!

CP14手前で何人かに追いついて、ゾロゾロっと到着しました。

ちょっとしたアップダウンの100kmを5時間くらいで来たようで、なかなかいいペースだったようです。 貯金はというと、8日7:11が制限時間です。 今は、6日20:57なので、34時間14分ほど余裕がある感じです。

なんか、もう、よくわかりませんね。 好きなペースで行けばよさそうです。

しかし、まぁ、ついに、1400km越えですよ。 LELならもうこれで完走です。 LELよりは全然楽ですが。

食堂に行くと、ここで仮眠している人たちもいました。 少しだけ休んで先を急ぐ人たちでしょうか。

ここで寝てもいいし、部屋ももらえるみたいなので、部屋の鍵をもらいました。 特に何も言われなかったので1人部屋なのでしょうか。

まずは、腹ごしらえです。

さて、寝るために部屋に行くのですが、部屋は少し離れたところにあるようです。

リバーサイド チアンカーン リゾート、ありました。

おーーーーっ! コテージですよ!

本気のリゾートですよ。

しかも、中も広いですよ。

今日は大きなベッドをひとりで占有のようです。 しかも、使い回しではなく、1人目のようで、これはラッキーです。

例によって未計画なので、明日の予定を立てましょう。

次のドロップバッグのあるCPはCP16なのですが、ブルベカードにはFoodの文字しかありません。 なんとかビューホームステイとかいてあるので、ホテルだと思うのですが、疲れて着いて何もなかったらそれはそれでショックです。 しかもそのあたりはおそらく山です。

ということで、Facebookで、「Does anybody know if CP16 has place for sleeping?」とつぶやいてみると、すぐにコメントが来ました。 「I also have info that is sleeping place.」 Wow! Chaiwatさんコップンカップ。助かります!

1,567kmのDan Saiの手前からLom Kaoまでは以前2回走ったことがあります。 Dan Saiをすぎるとすぐ上りがあります。 塩尻峠のような雰囲気のところです。 下りは、とても長く快適に飛ばしていた覚えがあります。

Lom Kaoからは知らない道で、CP16までは上るようです。 80kmくらいしかない、というよりは80kmもあるという区間だと予想します。

ま、CP16まで行っても248kmなので、行けたらそのあたりを目指しましょう。

5日目: 移動距離: 269km (計:1,442km)

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