帰りの飛行機は、JALであった。 韓国から往復のチケットを買うので、日系の航空会社が安いのだ。 しかし、まぁ、なんてことだ。 こんなにサービスレベルの低い添乗員のいる飛行機は初めてだ。 僕の中で評価の高いJASもJALに吸収されて質が下がるかと思うと、非常に残念だ。 添乗員ばかりではない。 いすの背もたれのところに、映画やゲームの出来るディスプレイが付いているのだが、ほとんどのゲームが「ご利用いただけない」のだ。 あきらめて、映画を見ようとすると、「105分後からご利用いただけます」という始末だ。 韓日間の飛行時間は130分である。 ランチリ航空なんぞ、全てオンデマンドで見れたぞ。
日本に帰って、京成線に乗り換えて、さらに、JRに乗り換えようとしたあたりで、ふと、あることに気付いた。 荷物が1つ足りない。 あらら、また、やってしまった。 普段持ち運ばない荷物を運ぶと、必ず一つどこから置いてくるらしい。 今回は、京成線で忘れたものだったので、上野にあった。 一駅だけだったのでラッキーであった。
家に帰って、ぐだぐだしていると、突然、何人かの友達からメールが来た。
「元気か?」「地下鉄には乗っていないか?」
何事だ。
サリンか?
ニュースを見てみると、大邱の地下鉄で放火があったらしい。
恐ろしいことだ。
何も出来ない無意味なシステム