どこに行ったらいいかも分からず、とりあえず、湖の見えるところに行った。 湖は、とくにきれいというわけでもなく、大したこともなかった。 次に、場所を移して、鳴沢氷穴というところにいった。 なんでも、1年中氷の溶けない洞窟があるらしい。 時刻は5時過ぎ。 高速の料金所でもらった、ガイドブックに5時までと書いてあったが、とりあえず行ってみる性格である。 結局、5時半までの営業であった。ついたのは、5時25分くらいだったので、ま、ぴったりだ。 入場料を230円払って、階段みたいなところを下りると、なんとなく、涼しくなって来た気がする。 洞窟にはいると、さらに急な階段を下りる。 そして、高さ90cmしかない通路をくぐる。 一番深いところには、どこまで深いかわからないという、穴がある。 落ちると、二度と上がって来れないらしい。 伝説では、江ノ島まで通じているという。 その辺りは、もう、Tシャツ一枚のひらひらにとっては、寒くて死にそうであった。 さっきまで、外は30度近いような気温であった。 ここは、マイナス2度ならしい。 ほんの少し、洞窟を2,30メートル下っただけである。 実際、氷の壁がそこにはあった。 これは一体どういうことか。 誰か、理由を知っていたら、教えて欲しい。 なぜ、こんな洞窟に入るだけで、これほど温度が下がるのか。 インターネットで検索したりしてみたが、理由の書いてあるところは、見つからなかった。 これは、非常に気になる。 ただ、僕も、一つだけ理由を考えてみた。 洞窟自身が熱を吸収しているとは考えにくいので、それ以外に原因があるはずだ。 ひとつは、洞窟の入り口。 しかし、これは、外が暑かったことから考えられない。 もう一つの出入り口は、落ちると登って来れないという穴である。 こちらがあやしい。 特に、「落ちると戻れない」と必要以上に恐怖心をかき立てているところから、ここに何か秘密が隠されているはずである。 おそらく、この穴の下に巨大なフリーザーが設置されているのだ。 きっと、屋外スケートリンクに使用されているものと同じはずだ。 それを見られては困るので、落ちたら戻れない、だから、覗くな、というふうに隠すわけだ。 いかがだろう?
と、まぁ、冗談はさておき、誰か理由を教えてくださ〜い。
帰りは、なんとなく、甲府に寄った。
うわさの、桔梗屋のお店も見つけた。
ここでは、ほうとうを食べた。なかなかおいしかった。