可能なのである。 ただし、そのためには可燃性の化学物質の力を借りなければならない。 彼らはキャンプに出かけた際、ポリタンク入った灯油を湖にこぼしてしまったらしい。 その灯油に、ひょんなことから火が引火し、湖は煌々と燃え上がったのである。 このままでは、周りが火の海になってしまう。 彼らは、さらなる被害を食い止めるべく、周囲の木々の枝を切り倒すことを決意した。 そして、火は無事に食い止められたということである。
なんとも、激しい話だ。
そんな彼にも、もう、たびたびは会えないと思うと、ほのかに悲しい思いが枕をしっとりと濡らす。 いや、「あやしい」というキーワードでオルカランド内を歩けば、きっと、また、会えるに違いない。